皆さまお久しぶりです野比です。
私は今回年末の仕事が忙しくてstudio saltの舞台に残念ながら出演できませんでしたが、観客として今回の舞台を見ることができました、その感想をお伝えします。
去年行った無観客の劇場ライブ配信公演、それが配役を変えてお客様を迎えての公演に生まれ変わりました。
確かに去年のライブ配信もパソコンの画面からライブによる緊張感が伝わってきよかったのですが、自分が観客になり劇場の席に座って同じ空間で見るとやはり演劇を生で見るっていいなぁという思いに包まれます。
前回とはまた違っている配役、それぞれの役者さんのそれまでの経験のスキルは違うのですがいい意味で負けず劣らず個性派ぞろいで、今の時期に合わせて皆マスクをしているのですが、その見えない表情が伝わってくるようでした。
最初はその個性がいい意味で、すれ違いぶつかり合う人間関係がおもしろかったのですが、それが歌われるラップや合唱の音楽で双方の関係が変化し心が結びついていくことになります。
個性的な役者さんの存在の縦の糸が音楽という横の糸で織られていく素敵なタペストリーのようです。
最後、その成果として歌われる第九、会館で行う発表会という設定で、杉田劇場の雰囲気がその場面に本当にぴったりで私がいる客席までその舞台のセットと思えてリアルに一体感が味わえました。
楽団の方々の演奏は映像を別に撮影されたものですが、不思議と演じていた役者さんとうまく合い、まるで別の場所から同一時間に送信されてきたのではないかと思えるように一体感を出していました。同時配信だと思われたお客様が多くいらしたようなので、これはネタバレとなってしまうかもしれません、すみません！
評論家ではないのですみませんうまく書けませんが、皆さま本当に良い舞台です。
今回、前回のライブ配信同様にカメラ３台使用し映像撮影スタッフを多く配置して撮影しました、こちらは映像配信用に編集作業に入ります、きっと良い映像になると思います。
劇場公演を見逃した方は配信公演を是非ご覧ください！配信公演の情報など決定次第公演詳細ページにてご案内いたします。
