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-- 「 トントコトン」概要 --
母薫子がずっと寝たきりである山田家。その介護に追われる嫁、優子はここ数ヶ月美容院にも行かれない日々を送っている。リストラされて毎日が日曜日な夫一平(長男)、負けてばかりの三流ボクサー二郎(次男)、借金だらけで精神不安定な引きこもり三平(三男)達はそんな優子を手伝いもせず母親の部屋に近づかない。三人共通の好物である豚足ばかり食べている。薫子は用事がある時に太鼓を叩いて優子を呼ぶ。月4回訪れる薫子の介護入浴ヘルパー(白井、滑川)や、詐欺まがいのシロアリ業者小林(コバブー)、三平の借金取り立て屋ジゲンらと山田家の人々の可笑しなやりとり…。ある日、突然の落雷で薫子に不思議な力が宿る。その日から薫子が太鼓を叩く時、それは幸福が訪れる合図になったのだった。近所の住民が噂を聞きつけて訪れるようになり、ジゲンは高額な宝くじに当選。ヘルパーの恋が成就。しかし、山田家には何の幸福も訪れない。薫子は「庭を掘りなはれ」と言うだけだった。そして、薫子の死…。半年経ったある日曜日。再就職したり、バイトを始めたり、それぞれの生活は変化していたが、いまだに休日には庭を掘り続けている三兄弟。この日遊びに来た小林、ジゲンも加わって、大々的に掘る事に。優子は久しぶりに美容院へ。夕方、短く切られ過ぎた髪で帰宅した優子を慰める面々。そして、庭からは温泉が噴き出したのだった…。何かもっと別のモノ(お金とか)を期待していた三兄弟は落胆するが、温泉をかけあって子供のようにはしゃぐのだった。優子も参戦─。バラバラになりかけていた家族が母親のお告げに従って庭を掘るうちにいつの間にか笑顔を取り戻していた、というソルト版大人のファンタジー。
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